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室内協奏曲()は、アルバン・ベルクが作曲したヴァイオリンとピアノのための協奏曲。 == 概要 == オペラ『ヴォツェック』完成後の1923年から作曲が始められ、師アルノルト・シェーンベルクの50歳の誕生日である1924年9月13日を目指して作曲が進められたが間に合わず、1925年7月に仕上げられた。ベルクは、自身の40歳の誕生日である同年2月9日付の公開書簡において、この曲はシェーンベルク及び自身の誕生日、そして二人の20年に渡る友情を祝ったものだと述べている。初演は1927年3月19日にベルリンにおいて、ヘルマン・シェルヘンの指揮で行われた。 無調で書かれており、音列による作曲技法が使われているが、十二音技法はまだ導入されていない。作曲にあたっては『抒情組曲』などと同様にベルクの私的要素が密接に関連しており、音名象徴の活用や数秘的な思考など、様々な意図が込められている。また、ベルク自身が上記の公開書簡においてシェーンベルクの『セレナード』からの影響について言及している。 「3」という数が重要な意味を持っており、全3楽章からなり、シェーンベルク、ベルク、アントン・ウェーベルンの3人の名がモットーを形成し、ピアノ、ヴァイオリン、管楽器群という3群で編成されている。またシェーンベルクの50歳と関連した「5」も重要な数字で、冒頭のモットーは5小節からなり、第1楽章の変奏は5回、また第2楽章のリズム動機は5つの音から構成されている。そして、3×5から得られる15は、総楽器数と等しい。 1935年にベルクは、第2楽章をピアノ、ヴァイオリン、クラリネットという編成のために編曲している。これはベーラ・バルトークの『コントラスツ』やイーゴリ・ストラヴィンスキーの『兵士の物語』室内楽版と同じ編成である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「室内協奏曲 (ベルク)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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